平成唯一の「三冠王」松中信彦の去就

松中信彦

平成も28年目を迎え、すでに四半世紀を経過したが、平成に入ってプロ野球の最強打者の称号でもある「三冠王」を獲得した選手は一人しかいない。それは、昨シーズンオフに球団へ自由契約を申し出て、他球団で現役続行を望む松中信彦だ。

1月に入ってもどの球団からのオファーもないなかで、黙々とグアムでの自主トレに励む姿はかつての三冠王の姿にしては少しモノ寂し気に見えてしまうのはなぜだろうか?スポーツ紙やテレビなどのスポーツサイトでは「松中がこのまま引退か?」と書くところもあるほどだ。

と言いながらも、松中本人は「現役続行」を前提にグアムでトレーニングに励んでいる。2月から12球団がキャンプインするのだが、そのキャンプで入団テストをして欲しいとメディアを通じて話しているそうだ。松中自身はまだまだ十分にやれるという自信があってのことだろう。

小川淳司

そして、ヤクルトが松中獲得に興味を示していることがプロ野球ニュースサイトなどで、持ち上がった。ヤクルトの小川淳司SDの話として「個人的には、昨年試合に出ていないこともあるし、もしテストをするにしても体力的なところを見極めないといけない」と獲得に向けて前向きととれるコメントを紹介していた。

松中がセリーグのヤクルトに入団―。何か違和感がある。ユニフォームは似合うのか?どこを守るのか?などなど勝手に心配してしまっているが、松中の最後の雄姿を、そして平成の「三冠王」としてトリプルスリーに負けないような活躍を期待してしまう。